「充填八面体」2008/12/01 23:21

「充填八面体」
 空間を埋めつくせる比率であるこの八面体(4面は凹んでいるけれど)は、立方体に関連するかたちで、わたしの立方体シリーズの源流になる。1対√2の長方形2枚組による、まさに「発見的モデル」だ。これを1対√2の長方形で1枚折りにしてみたら、案外よいものができた。
 そして、このかたちが、1対√2の長方形から正方形を切り出した余り(1対1+√2)2枚からすっきりと組めることも発見した。1対√2の長方形2枚組よりも、紙の隅が隠れるので、工芸的完成度は高いとも言える。写真右のように、透明の素材を使っても面白い。透明素材は折りにくいが、折り目が少ないモデルには悪くない。

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