針金細工→九の図形→呪符2010/02/21 01:45

針金細工→九の図形→呪符
 『本格折り紙√2』でも大きなテーマだった、立方体の頂点と中心からなる図形も、針金一本でつくることができる。そして、これは、いまのわたしのひとつのテーマである(と、なってしまった)「9に関係ある図形」なのでもあった。9個の球からなるかたちと言えるからだ。

 また、9と言えば「九字」があった。以前の書き込みでも触れたが、「前」という字は、九画であることから、九字も意味する。なお、九字「臨・兵・闘・者・皆・陣・列・在・前」の最後の文字も「前」である。
 そして、そのときにも気がついたのだけれど、「前」の字は、単に九画であるだけではなく、九字の印の中に隠れている。

 ここで、わたしの思考は、いつものようにずれてゆき、九字が「前」なら、九字と並ぶ護符である五芒星を漢字に当てはめると、なにになるかと考えはじめてしまった。
 これは、「永」の字が相応しいということに決定。それぞれの筆運びを、陰陽五行の青(緑)・赤・白・玄(黒)・黄に対応させると、実にもっともらしい。「永」という字は「永字八法」で知られる特別な文字だし、いま思いついたわりには、ほんとうに昔からあった呪術のようである。

 などと、今日も夜更かしをしているのだった。