謎に迷う2009/11/19 23:01

謎に迷う
 綾辻行人さんの辻の字のしんにょうは、点がふたつである。謎という字もそうだったような記憶があったが、手持ちのパソコン(Mac)でふつうにタイプすると、点はひとつだった。
 しかし、「ヒラギノ明朝ProN」など、Nのつくヒラギノフォントでは、同じ文字コードで、点がふたつになった。「辻」もそうであり、ほかにも、釈迦の「迦」や遁走の「遁」、遡行の「遡」などがそうだった。「異体字」がコードによってではなく、フォントで区別されているのである。そういうものもあるのか、と認識を新たにした。面白いのは、「謎」の「つくり」となっている「迷」のしんにょうであった。これは、「ヒラギノ明朝 ProN」などでも、点ひとつのしんにょうなのである。

コメント

_ masu ― 2009/11/21 00:54

各グリフの置き場所が異なるのは旧JISと新JISの違いですね。2004年前後で区切りがあります。
役所関係などはこの切り替えで多少間誤付きました。ハッキリ言ってあまり良い変更ではなかったようですね。・
Mac付属のヒラギノは旧JIS対応のものと新JIS対応(Nが付く)の両方入っているので使う分には関係ありませんね、、、

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