週末は折り紙三昧2009/11/23 18:53

フクロウなど
 今日は、たっぷりと寝坊をして、妻からの電話で起き、簡単に家事をしたあと、冬枯れの落葉松林の中を散歩するという、「なべて世はこともなし」というか、妻からも「優雅ねえ」と言われた日だったが、前日まで、車での移動距離が長く、ばたばたと、しかし、たのしい日々を過ごしていた。

 金曜日は、途中からだったが、「計算力学援用による折紙工学の推進とその応用に関する調査研究分科会」に顔を出し、杉原厚吉さんの不可能立体を紙でモデル化する話、小林秀敏さんの、芽や蕾の中の花弁の折り畳みを数理的に解析する話、宮崎興二さんの四次元幾何の話と、興味深い話を聞くことができた。懇親会では、杉原厚吉さんとちょっとだけエッシャー談義も。

 また、土日の「折紙探偵団名古屋コンベンション」では、ひさしぶりに、ゆったりと、ほとんど折り紙のことだけを考えて過ごした。講習したのは、「フクロウ」(別名「袋状フクロウ」)と「表裏同等正四面体」。(写真:田中将司さんの「タイニータナカタイガー」も映っている)
「表裏同等正四面体」は、講習したのは正方形版だが、 変則用紙形版もある。そして、期間中にもっとエレガントな 変則用紙形版を思いつき(写真右下)、自ら「これはいいぞ」と納得してしまった。(わたしは自分のモデルを「傑作だ」と言うらしく、「前川さんは、自分が好きなんだよなあ」などと笑われる)
 なお、金曜日の会でも会ったWさんは、コンベンションにも出席予定だったが、体調不良で出席できなくなり、残念で、心配。