カレンダーをデザインする2009/11/05 12:44

六角カレンダー
 前の記事で話題にした「充填六角数」(正式な用語ではない。「有心六角数」(Centered hexagonal number)と呼ぶことがわかった(11/06記))の値「1、7、19、37、61、91」が、暦にでてくる数になっていることに気がついた。
 7は1週間、19は月相と太陽暦の日付がほぼ一致するメトン周期(19年)、61は1年の約6分の1(365.2422/6=60.87...)、91は1年の約4分の1(365.2422/6=91.31...)で、しかも7で割り切れる。37が抜けているって? それは見逃してくれ。

 61は、2ヶ月分の日数がとれるので、正六角形の面を持つ多面体、つまり、切頂四面体の四面や、切頂八面体の八面のうちの六面を使って、卓上カレンダーはどうだろうかと思いついた(図左)。しかし、切頂八面体は二面余るし、いまひとつエレガントじゃない。使いにくそうだし。
 思いなおして、「七曜」をそのまま「七曜表」(カレンダーの漢字表記です)にするのはどうかと考えた(図右)。
 これは、けっこうよいのじゃないだろうか。見やすいとは言い難いけれど、お洒落だ(断言)。このデザイン、前例があるだろうか。横浜の六角橋商店街で景品にどう? ただし、6週にわたる月もあるので、そこは検討を要する。

 なんてことを考えていて、昨晩は夜更かしをしてしまった。(「ほかにもやるべきことがあるでしょ」というのは内なる声か、だれかさんの声か。まあ、いつものことだけれど)