丸石神その26 ― 2010/01/11 22:56
「オコヤ」の形状は、きれいな四角錐。こどもたちの書いた書き初めがいくつもつけられていたが、どんど焼きで書き初めを燃やすと字が上達するという伝統の風習どおりである。
てっぺんの藁細工は、船のようにも二本の角のようにも見える。幣束の色が赤いのは、今年の吉方なるものが二十四方位の庚(西やや南)なので、南を意味する赤とか? でもどっちかというと庚は西だよな。毎年赤なのかもしれないし…。
なお、今日見た丸石さんでは、北杜市大泉町城南は、石に飾りはないけれど、立派な幟があり、高根町長沢、大泉町宮地はとくになにもなしだった。
もっと各地の道祖神まつりの造形を調べたいのだけれど、時間がないなあ。残念。
コメント
_ 青い海の輝き ― 2010/01/19 20:34
_ maekawa ― 2010/01/19 21:18
_ 青い海の輝き ― 2010/01/23 00:38
それらしい理由があると思っていました。
球体の石を崇めるのは、なんとなくとも、太陽信仰から考えても
不思議ではないですが、さしあたって丸みがあるというだけの石
もあるようですね。
いやはや、研究のほど興味深いばかりです。
解明される日を待ちわびております。
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もともとそこに丸い石が多かったからでしょうか。
山から流れてきた石がちょうどその形になるような?