折り紙作品(固定記事:最新記事はこの下)2038/01/18 18:51

自分で折った作品の写真数点を、冒頭に載せておくことにしました。

Devil&Pyramid
Devil & Pyramid
悪魔(設計:1978 正方形)、ピラミッド(設計:1993 正方形)

Peacock
Peacock
孔雀(設計:1993 正方形)

Beetle
カブトムシ(設計:1994 正方形)

Turkey
七面鳥(設計:2005 正方形)

Sections of the Cubes
立方体の断面(設計:2000 特殊用紙形)

折り紙教室ほか2024/09/17 15:00

◆折り紙教室@府中
カラス
9/23(祝)13:00-15:00、府中郷土の森ふるさと体験館で、折り紙教室を担当します。府中郷土の森博物館は入場料が必要ですが、教室自体は無料です。作品は、「カラス」です。(間違っていた日付を修正しました)

◆エッセイふたつ
『数学セミナー』10月号にエッセイ月見団子の積みかた』が載りました。
そういえば、『図書』6月号にもエッセイ『世に銭ほど面白き物はなし』が載ったのですが、紹介するのを忘れていました。

誰の為に星は光るというでもない
知るひとぞ知る(わたしは知らなかった)自由律短歌の歌人・小関茂(1908-1972)の歌集『宇宙時刻』が新刊ででていた。なかにこんな歌があった。

誰の為に星は光るというでもないそう思いながら支那そばやを出る

これは、正岡子規の「真砂なす数なき星の其の中に吾に向ひて光る星あり」への返歌ではないだろうか。子規のこの歌は、拙著『空想の補助線』でも触れた好きな歌なのだが、小関の歌のペーソスも忘れがたい印象をのこす。

小関の師が前田夕暮と知り、前田夕暮の子息にやはり歌人の前田透があり、透に師事していた杉崎恒夫が国立天文台に勤めていた関係で、透に野辺山45m鏡を読んだ歌があるという話を前に書いたことを思い出した。

イベントいろいろ2024/07/12 10:40

スケジュールにいろいろイベントがはいっている。


コンテンツ中に「銀河ジェットキューブ」というユニット折り紙のレクチャーあり。すでに公開中。

日本折紙学会主催の年1回の集まり。
現地参加は定員で締め切られましたが、オンラインは受付中。

第29回折紙探偵団コンベンションとのコラボレーション企画。
わたしも登壇します。事前受付中。

折り紙教室@府中2024/06/23 08:58

6/30(日)13:00-15:00、府中郷土の森ふるさと体験館で、折り紙教室を担当します。府中郷土の森博物館は入場料が必要ですが、教室自体は無料です。作品は、「流れ星」です。

流れ星

7/21(日)にも府中郷土の森ふるさと体験館で、「折り紙教室中級編~ミミズクを折ろう!」という教室があります。こちらは300円で、要予約です。

折り紙教室@府中2024/05/08 07:04

5/12(日)13:00-15:00、「郷土の森博物館出張体験イベント」で、折り紙教室を担当します。会場は京王線府中駅前の商業施設「ミッテン府中」9階のオープンスペースで、無料です。作品は「ハートの手紙」です。当日は母の日。
ハートの手紙

折り紙教室@府中 など2024/04/21 07:56

◆折り紙教室@府中
4/28(日)13:00-15:00、「郷土の森博物館出張体験イベント」で、折り紙教室を担当します。会場は京王線府中駅前の商業施設「ミッテン府中」9階のオープンスペースで、無料です。作品は「飾り兜」です。
飾り兜

◆『あやとりの楽しみ』
『数学セミナー』の4月号から長谷川浩さんの『あやとりの楽しみ』という連載が始まっている。4月号の記事中、あやとりを折り紙に対比する話に関連してわたしの名前もあがっていた。別のことろにも書いたが、わたしは、日本あやとり協会の初期メンバーで、あやとりの「手タレント」としてTVにでたこともあった。

この記事から、あやとりと数学の関係ということをあらためてすこし考えたのだが、直感的な数学らしい数学(?)より、順列組み合わせ的にパターンを確かめてゆくようなコンピュータ援用数学に向いた研究対象かもしれない、などと思った。

◆人形改造コンテスト
鳥山明さんが、タミヤ模型(田宮模型)主催の「人形改造コンテスト」という、1/35分の1のプラモデルの人形を用いてさまざまな造形を競うコンテストの常連で、金賞も受賞していることは、知るひとぞ知る話である。

じつは、わたしの名前がはじめて活字になったのは、その「人形改造コンテスト」の作品集で、中学生のときであった。作品は「考える人」、ロダンのあれである。応募したのは一度だけで、その後、前川少年はモデラーになることはなかった。作品集はどこかに紛れて手元からなくなってしまい、ずっと「第1回』だと思っていたのだが、いろいろ調べるとどうも『第2回』のようだ。

鳥山さんが亡くなったのは驚いたが、歳をとるのは、知っているひとたちが先に逝ってしまうことだとあらめて思う。今年になって葬式に2回参列し、先日もわたしより若いひとの訃報を受け、家族の悲しみを思うと胸が痛くなった。