折り紙作品(固定記事:最新記事はこの下)2038/01/18 18:51

自分で折った作品の写真数点を、冒頭に載せておくことにしました。

Devil&Pyramid
Devil & Pyramid
悪魔(設計:1978 正方形)、ピラミッド(設計:1993 正方形)

Peacock
Peacock
孔雀(設計:1993 正方形)

Beetle
カブトムシ(設計:1994 正方形)

Turkey
七面鳥(設計:2005 正方形)

Sections of the Cubes
立方体の断面(設計:2000 特殊用紙形)

『空想の補助線』(数理エッセイ集)2023/12/01 15:04

新著の見本が届きました。折り紙の教本ではありません。
『月刊みすず』に連載していた数理エッセイ10編に、書き下ろしの8編を加えた一冊です。ブックデザインは葛西薫さんで、帯の文章は漫画家の高野文子さんです。

空想の補助線

前川さんのこの本は、折り紙展開図みたいな本です。
ありえないことだけど展開図は夜空に浮いていて、わたしは手をのばし、
山線と谷線を確かめながら、このエッセイ集を読んでいきました。
 高野文子 漫画家


かつて赤瀬川原平さんに「白難解」(白っぽい表紙の難解本を出す出版社)とも呼ばれ、数々の殿堂入りの本を刊行しているみすず書房から、いわゆる物書きではなく偉い科学者でもないわたしのエッセイ集というのは、なんだか落ち着かない気分ですが、冒険心あふれる編集者である市原加奈子さんにのせられて、不思議な本ができました。

折り紙教室 ほか2023/11/20 10:38

◆折り紙教室 
11/23(木、祝)13:00-15:00、府中郷土の森ふるさと体験館で、折り紙教室を担当します。府中郷土の森博物館は入場料が必要ですが、教室自体は無料です。作品は、「辰」です。
辰

◆イベント参加の日々
11/12、北杜市郷土資料館企画展「和算を楽しむ者たち」の関連イベント「甲州算額めぐり」に参加。

三浦公亮先生に久しぶり会うことができた。

そして、以下へ続く。
12/15,16、折り紙の科学を基盤とするアート・数理および工学への応用Ⅳ

数学本など2023/09/10 09:01

◆数学本2冊
『数学者の選ぶ「とっておきの数学」』他
最近出版された「数学本」2冊にインタビューとエッセイが掲載されています。

1冊目、『ロビンソン・クルーソー』の初版ほどではないにしても、最近のライトノベルみたいというか、題名が長い。

2冊目、こんな題名ですが、わたしは「数学者」ではなく、巻末の執筆者一覧でひとりだけ肩書きが「折り紙作家」と異色なのでした。

◆折り紙教室 
三色キューブ
9/24(日)13:00-15:00、府中郷土の森ふるさと体験館で、折り紙教室を担当します。府中郷土の森博物館は入場料が必要ですが、教室自体は無料です。
作品は、「三色キューブ」です。

野辺山宇宙電波観測所オンライン特別公開2023/07/17 09:44


2023野辺山特別公開

国立天文台野辺山宇宙電波観測所では、7月22日(土)にオンラインでの特別公開を行います。

8月26日(土)には、現地での特別公開も開催されます。

7月22日オンラインの特別公開日に先立って、すでにいくつかオリジナルビデオが公開されていますが、その中に、わたしが担当した「折り紙でながれ星をおろう!」というビデオもあります。

折り紙教室など2023/06/28 13:10

先週末は、北陸先端科学技術大学院大学での第34回折り紙の科学・数学・教育研究集会に参加した。ここでの、事前宣伝を忘れてしまった。

『折り紙の科学』
上記の会にも合わせて、日本折紙学会では、『折り紙の科学』の論文のオープンアクセスが開始された。

『科学』(岩波書店)7月号
岩波『科学』2023.07
老舗の科学雑誌『科学』で、「Origamiの可能性」という特集があり、わたしも文を寄せた。

折り紙教室「折り紙教室中級編~スカラベを折ろう!~」
スカラベ
月日:7/23(日)
場所:府中郷土の森博物館
事前申し込み、参加費が必要です。

8/12(土)13(日)に東京大学本郷で、日本折紙学会主催、第28回折紙探偵団コンベンションが開催されます。
オンライン参加ならまだ間に合いますし、一般の見学もあります。