結晶の写真 ― 2012/01/22 22:48
水晶をもらってから、結晶がミニブームになりつつある。ということで、結晶の写真をいくつかお見せしよう。
まずは、蛍石。たしか、20年ぐらい前、新宿紀伊國屋書店の鉱物化石売場で買ったものである。ほとんど完璧な正八面体が美しい。「それっぽい」写真にしようと、
天文古玩さんというブログで知った、鉱物趣味的、宮沢賢治的、稲垣足穂的な、コマツシンヤさんのマンガ・
『睡沌氣候』(すいとんきこう)の表紙の上に置いて撮ってみた。
つぎは、塩化ナトリウム。小学生のころの実験を思い出して、結晶をつくってみた。食塩は、そのままでも、よく見ると小さな立方体だが、もっと大きい結晶が見たくなったのである。
飽和食塩水をつくって、針金をいれると、翌日には結晶ができはじめた。
あまりきれいではないが、四角柱状に伸びているものもあって、面白い。
溶液の表面には、1.5mmほどの立方体も浮いていた。
そして、昨日の雪。これも結晶写真を撮ろうとしたのだが、失敗した。黒い紙を冷凍庫で冷やし、その上に降ったものを撮る計画だったのだが、黒い紙はうまく冷えないのか、すぐに暖まるのか、雪はその上ですぐに溶けてしまった。
蛍石の結晶はほとんど劈開を利用して割って作られたものがほとんどだそうです。
それにしても、自然界のものは何にしてもよくできてるとたびたび思います。
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それにしても、自然界のものは何にしてもよくできてるとたびたび思います。