「√5系」折り紙2010/03/21 19:22

「√5系」折り紙
 1対2の長方形の対角線にあたる折り目は、ある角度の何等分といったものにはならないので、折り紙作品ではあまり使われていないが、けっこう面白いなあ、というのが、昨日から今日にかけて収穫である。

 手元に資料がないので、既存の造形かどうかは確認できていないが、けっこう完成度が高いぞ、というものが、写真のモデルである。写真左上は、既存ではないとして(ありそうなんだけれど)、「バンデージ・キューブ」と名付けた。包帯を巻いたようだからである。日本語では、立方体ならぬ、「立・包帯」である。そして、写真右上は、名付けて、「六面ピンサイコロ」。写真左下はそのパーツで、差し込んだひだにもスリットがあって、別のひだが差し込まれるという、ちょっと面白い組みかたになる。
 このふたつのモデルの正方形の面積は、用紙の1/5になる。つまり、長さは1/√5になる。なぜそうなるかというのを示したものが、右下の図だ。