祝儀包み2009/10/28 20:52

祝儀包み
 今週末の姪の結婚式のために、祝儀包みを創作した。ほどほどに複雑で、しかし、すっきりしていて、わるくない作品だと思う。縁起物なので、もちろん「切り込み」はない。しかし、はたと気がついた。これ、表書きをどうしようか。

 妻からの示唆でつくったのだけれど、自意識過剰気味にいえば、冠婚葬祭時に親戚が集まると、「折り紙のおじさんとして、芸をみせて」という暗黙の要請を感じる、ということもちょっとある。親戚に必ず何人かいる「なにをしているかわからないおじさん」のポジションである。

コメント

_ カトレア ― 2009/10/29 04:49

【祝儀包み】 ⇔ 【目映い折り紙 (色彩 & 形)】
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~↓~~~~~~~~~~~~~~~~
******* 【「表書き」をどうしょうか】 *******
に、ふと、《向き合う内の, どちらかが羽を広げ, 其処に書けないか》 と。
生来・八十余年、折り紙は未体験の私が「とやかく謂えた義理か!」と想いつつ、未体験だから好き勝手が謂えるのかも。御免なさい !!

_ grauke ― 2009/10/30 23:14

こんにちは

 寄り添う二羽が愛おしくすてきです。
新しい作品は思いたってすぐできるのですか?

 「折り紙」を多角的に捉えた特集番組を観ました。

 世界の創作現場、幾何学での授業風景、、など興味深い場面ばかり。
驚いたのが 「折る」 技術を応用する分野での、「たんぱく質をおりたたむ」という研究場面です。「折り紙」が「医療科学」に。その研究者の方のスーパー天才ぶりももちろんですが、「折り紙」のもつ世界はいったいどんなに深く広いのか、、、と。

 若い研究者の方が手にもつ「折り紙」が印象的でした。

_ maekawa ― 2009/10/31 09:31

graukeさん
↑あの番組、わたしとわたしの作品もちらっと映っていました。

この祝儀包みは、昼休みに「そうだつくっておかなければ」と思い出して、創作しました。急いでつくりましたが、予定調和的にいろいろなところがぴたっと合いました。その前に、漠然とイメージをつくっていたところから考えると、もっと時間はかかっていますけれど。

カトレアさん。
文面から、若い気持ちを持った人生の先輩かな、とは感じていましたが、八十余とは、感服。

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