新しき本を買ひ来て読む夜半(よは)の ― 2010/11/05 08:26
神あまたやどれる細部のかたまりのブロッコリーを塩ゆでにする前者は、ブロッコリーの一種であるロマネスコを知っていると、より印象深くなる歌だ。
平泳ぎ競ふあたまが描きゆくサインカーブとコサインカーブ
後者は、ふたりのスウィマーのサイクルが1/4周期ほどずれている光景である。
平泳ぎではなくクロールの動作を単純化(手を円運動、脚は振幅が小さい振子に)して、それを図形化してみた。
クロールの泳ぐ手足が描きゆくサイクロイドとサインカーブと(図参照)
刺激され、試しに詠んではみたものの、本歌に比べわかりにくいな。
ことば書き、つけた歌なら数あるが、図参照など聞いたことない。
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