パレイドリア2009/10/15 21:57

秋の妖精
 板の節目や壁のしみ、雲のかたちなどが意味のある画像に見える錯角を、心理学用語でパレイドリアというらしい。エイドス(形相)に、副・偽などを意味するパラをつけた言葉だ。病的なものではなく、だれにでも起きる錯角である。最も見えやすいかたちは、ひとの顔だ。社会的動物であるヒトは、顔という情報にきわめて敏感であるためだ。
 写真は、先日散歩していて見つけた「秋の妖精」。虫食い穴の位置が絶妙だ。最近のカメラについている顔検知機能は、この木の葉に反応するだろうか。

コメント

_ ひよっこの折り紙人 ― 2009/10/15 23:13

初コメさせていただきます!
僕は顔じゃなくてろうそくの炎に見えましたよ~
それと、パレイドリアってなんかおいしそうな名前です(笑

_ maekawa ― 2009/10/15 23:22

『ハウルの動く城』のカルシファーにも似ています。原作では、青い炎みたいだけれど。
「パレイドリア」はパエリア+ドリアみたいですよね。

_ カトレア ― 2009/10/17 14:46

【初見参!】 ←等と小癪なご挨拶! ⇒照れ屋とは申せ ,, 陳謝!!

落ち葉さん【目を吊り上げたトンガリアタマ】と拝顔!^^
雲・コンクリート壁・etc ..
全て【顔 & 全身像等】に見えてしまうんです

《「顔」に見てしまう者は『自意識が強い』》 って、、、
   ♪ ほんと かしらぁ~ ♪

_ grauke ― 2009/10/17 14:58

 こんにちは

 フレイザード、、、なんの名前だったかな。

 私は名前に「夏」をいただいたのに、秋冬のほうが好きときています。

 以前は、色とりどりの山や落葉がずっと続けばいいのにと思っていました。

 ここ数年、銀杏並木を通り四季の移りかわりを眺めていて、木々のどんな美しい衣でも、また新しい季節を生きるため惜しみなくぬぎすててゆく姿を、とても強く、しなやかと感じ、まるで枯れたかのようなはだかの木を美しくも見せてくれました。

 そして自分も、固執しがちな何かをふっとおろし、新しい日々を軽やかにゆきたい想いにかられたのでした。

 思想の秋です。

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