渋滞2009/09/16 08:26

 毎週、日曜日の夜に中央自動車道の下り線を利用する。22時頃、対向の上り車線は小仏トンネル付近で必ず渋滞している。
 渋滞はほんとうに無駄だが、現象として見れば興味深いところもある。読もうと思いつつ読んでない『渋滞学』(西成活裕著)は面白そうだ。先日読んだ、『世界でもっとも奇妙な数学パズル』(ジュリアン・ハヴィル著 松浦俊輔訳)の中にも、「ブレースの逆説」なるものがあった。「渋滞緩和のために新しい道路をつくると、問題が悪化する場合もある」という、直感には反する現象である。ブレース氏は数学者で、これは、純粋に数学的なモデルによる帰結である。