「立方体三等分積木」2008/11/22 00:55

「立方体三等分積木」
 積木を三つ合わせて立方体をつくる。組み合わせずに積木にするというアイデアは、先日の折紙探偵団名古屋コンベンションで見た神谷哲史さんの「正四面体パズル」や霞誠志さんの「平行六面体」から思いついた。斜めに置くことでちゃんと積めるようにしたのがポイントである。
 三角形の面積が「底辺×高さ÷2」であることはみな知っているが、錐体、つまり円錐や角錐の体積の公式は案外知らない(忘れている)ひとが多い。これは「底面積×高さ÷3」で、それを学ぶ教材としてもよいかもしれない。

「コロンブスの立方体」2008/11/22 01:00

「コロンブスの立方体」
 なぜいままで気がつかなかったんだという単純なアイデアで、立方体の骨組みができた。こうした発見があるのが、折り紙やパズルの楽しみのひとつでもある。写真右がその構造である。穴がふさがっているタイプは、その応用編だが、左のほうがアイデアが明快に見えるので「美しい」。
 「いままで気がつかなかった」理由のひとつは、無駄なく立方体の骨組みにするためには、紙のかたちを4:4+√2にする必要があるからだろう。(穴がふさがっているのは、4:6+√2)

「四枚組水輪立方体」2008/11/22 01:05

「四枚組水輪立方体」
 これも「なんでいままで気がつかなかったのだろう作品」なのだが、立方体にするためには、最初の比率の折り出しがちょっと難しい。真ん中に爪楊枝や串を通すと吹きごまになる。かなりしっかり組み上がるが、高速で回転させると自然に分解する。

『本格折り紙』図のミス52008/11/22 01:08

『本格折り紙』図のミス5
131ページ「龍」28図、29図、輪郭線が抜けていました。図の赤い線です。 指摘してくれたKさん、ありがとうございました。