『紋様の科学』など ― 2013/06/20 22:19
FDFO
IT用語に、FIFO(First In, First Out:先入れ先出し:待ち行列)、LIFO(Last In, First Out:後入れ先出し:スタック)というものがある。…で、仕事などを締め切りが早いものから順にこなしていて、FDFO(First Deadline, First Out)という言葉を思いついた。締め切り期日以外の優先度をつけないのである。この処理方法の問題のひとつは、明確に締め切りがないことは常に後回しになるということである。
偉いひと≠偉そうなひと
「偉いひと≠偉そうなひと」は、論理的に当然だが、「偉いひと∧偉そうなひと=φ」(つまり、偉いひとと偉そうなひとはまったく重ならない)なのではないかと、最近、偉いひとの謙虚な振る舞いを見て思った。
立方八面体
長谷川潔さんの版画は黒が美しいことで有名だが、このポストカード(世田谷美術館)も黒の発色をかなりがんばっている。ポストカードで見るだけでもすばらしい作品である。ただ、手前の立方八面体が歪んでいるような違和感もあった。細かく見ると、やはり幾何学的な遠近法からはややずれている。
『紋様の科学』
『紋様の科学-伏見康治コレクション-1』を、「伏見先生の白寿を祝う会」からご恵贈いただいた。『数学セミナー』の1960年代末の連載をまとめたもので、以前から読みたかったものなのでうれしい。なぜ、いままで書籍になっていなかったのか謎だ。装幀や図版も美しく、枕頭、座右の書に決定。教科書的ではないが、雑誌の連載ゆえの話題の広がりがたのしい。錯視図形や統計力学の話題、非周期的タイリングの先行研究なども含まれている。ヴァイルの名著
『シンメトリー』の伏見版である。
『文様の科学』私も読んでおります。やっぱり伏見先生はすごい。模様のブログをやっているのが恥ずかしいくらいですが、勉強する意欲が湧いております。
明後日、伺う予定です。初参加。よろしくお願いいたします。
このエントリのトラックバックURL: http://origami.asablo.jp/blog/2013/06/20/6871964/tb
※なお、送られたトラックバックはブログの管理者が確認するまで公開されません。
明後日、伺う予定です。初参加。よろしくお願いいたします。