丸石神関連文献2010/08/01 16:53

丸石神関連文献
 『丸石神』(丸石神調査グループ編 1980)の美本を、新宿・京王デパートで開催中の「京王古書市」で入手した。これで、丸石神の基本文献がほぼそろった(と思う)。ほかにも『石と日本人』(野本寛一著 1982)と『石の伝説』(石上堅著 1963)を入手した。
 石上堅さんの名前は知らなかったが、万葉集に名が遺る石上堅魚(いそのかみのかつを)からとった名なのか、この名前でこの本の著者というのはすばらしい。折口信夫さんのお弟子のようで、見開きに以下の歌があった。

「しづかなる いこひなりけり 山岸に 石を撫でつゝ 時經つ と思ふ 釈迢空」
(釈迢空は折口信夫の号)

 古書市は、神保町をぶらぶら歩いているだけでは遭遇しない本に出会うことがあるので、たいへんありがたい。京都の店が出店しているのも大きい。

   この日は、新刊書店でも、折り紙本や和算関係の本で散財した。

コメント

_ grauke ― 2010/08/05 23:26

こんにちは
謎の多い丸石神ですが関連書籍がいくつかあるのですね。
では、いよいよもって研究論文の完成に期待ですね!

試験が終わって夏休み、お庭巡りを計画中です。

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