第13回折紙探偵団コンベンション2007/08/20 10:27

 17日から19日まで、日本折紙学会主催・第13回折紙探偵団コンベンションで、暑くて熱い日々を送っていた。主催者側のひとりでもあるので、反省点もあるが、とにかく、本日程(海外参加者は現在「遠足」中)が無事終了して、まずはほっとしている。参加者、スタッフ、事務局のみなさんお疲れさまでした。
 個人的には、未発表の新作2点の講習と、「√2の話」という講義をした。作品は「リス22.5」と「ティラノサウルス・"RECT"」なるもの。
 リスは、パズル的な工程が特徴の作品である。講習に参加したアン・ラビンさんが、「ヘンな折りかた」と言っていた。ある意味、最高のほめ言葉。ティラノサウルス・レックスならぬティラノサウルス・RECTは、規格化された長方形(rectangle)を使ったものである。
 時間がつくれず、ひとの講義・講習を聴くことはほとんどできなかったが、ひとつだけ、立石浩一さんの、大学での折り紙講座の概要を説明するものを聴いた。講義要旨のラインナップ、学生(英文科)のくいつきぐあいなど、ひじょうに興味深い話だった。大学で本格的に折り紙を教える時代が来ているということだけでも感慨があるが、歴史・数学など含めてあれだけ濃い折り紙の講座をしている大学は、神戸女学院大学だけであるのはまず間違いない。
 展示作品は、面白いと思ったものがたくさんあったが、写真は一枚も撮っていない。
 折鶴モノのコレクターとして、オークションでの収穫もたくさんあった。折鶴のかたちをしたクリスマス用のイルミネーションランプ(初音みね子さん出品)が一番の珍品である。

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