『素数たちの孤独』2009/09/13 09:53

  昨日の昼過ぎから「読書の日」と決めて、買いためていた本を深夜まで読んだ。
 読書の充実を感じた本は『素数たちの孤独』(パオロ・ジョルダーノ著 飯田亮介訳)。『わたしを離さないで』(カズオ・イシグロ著)と『博士の愛した数式』(小川洋子著)を足して割った趣きの小説。数学は主役ではないともいえるが、17と19のように並んで現れる「双子素数」の詩的喚起力が核心。
 主人公が北欧に行くことなどからも、ノルウェーの早逝の天才数学者・アーベルを連想し、彼の伝記を読みたくなった。

コメント

_ grauke ― 2009/09/13 19:38

 こんにちは

 今日は「本格折り紙」のリスを作りました。
尻尾になる部分を引き出した時がとても楽しかったです。

折り紙をすると頭がすっきりするような気がして、
勉強の前に「本格折り紙」の作品を一つ折る、と決めました。
自分なりのリフレッシュ法を見つけられて嬉しいです。

_ maekawa ― 2009/09/13 20:58

著者として、とてもうれしい話です。ありがとう。

コメントをどうぞ

※メールアドレスとURLの入力は必須ではありません。 入力されたメールアドレスは記事に反映されず、ブログの管理者のみが参照できます。

※投稿には管理者が設定した質問に答える必要があります。

名前:
メールアドレス:
URL:
次の質問に答えてください:
スパム対策:このブログの作者は?(漢字。姓名の間に空白なし)

コメント:

トラックバック

このエントリのトラックバックURL: http://origami.asablo.jp/blog/2009/09/13/4577467/tb

※なお、送られたトラックバックはブログの管理者が確認するまで公開されません。