天文台構内古墳2008/09/15 17:40

上円下方墳
 以前もこのブログで話題にしたが、先日、「天文台構内古墳」の見学会に行ってきた。前日に新聞で紹介されたこともあり、かなりの人出で、研究者に質問する時間はなかった。
 へえーと思ったのは、北大谷古墳(八王子市)、武蔵府中熊野神社古墳(府中市)と、この天文台構内古墳(三鷹市)が、きれいに東西にほぼ等間隔に並んでいるということである。しかも、この三古墳は、全国で四例しか確認されていない上円下方墳という珍しいタイプなのである。トンデモ心の琴線に触れる、いわゆる「レイライン」だ。この線を東に延長してみると、杉並区立塚山公園が線上にあった。縄文の遺跡がある場所だ。古墳とぜんぜん時代が違うけれど…。さらなる東の延長線上には皇居。お話としては面白いぞ。JR中央線とも平行になっているし。
[追記 9/16 0:30] 再度、地図を見直していたら、このライン上に、神宮球場を発見! 野球場と言えば、ダイヤモンドと称する「方形」の上にマウンドなる「円形」の盛土、まさに上円下方の構造ではないか! 神宮球場は古代の遺跡だったのだ! って、あほかい。

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