「ぎっしり詰まった箱」他2008/06/29 12:28

「ぎっしり詰まった箱」他
 またもや、似たようなモデルですが。
 上:「賽は分けられた その3」 正方形2枚。最初の比率の折りだしがすこし難しいけれど、予定調和的な構造にうっとりしてしまった。
 下左:「三分一升その2」 正方形1枚。高さを1とすると、幅は√2、したがって、直方体の体積は2、凹んだ部分の体積は2/3で、その比率が3対1になる。「三分一升」のお仲間。
 下右:「ぎっしり詰まった箱」:1対√2長方形6枚。閉じるとただの立方体になる。 こちらは、「何も入らない箱」のお仲間。

「体積のない立方体」他2008/06/29 12:29

「体積のない立方体」他
 さらに、似たようなモデルですが。
 左:「体積のない立方体」 正方形1枚。閉じた空間がないので、体積がない、ということである。角錐のくぼみが6つになっている。
 右:「デュアル・ディアボロ・キューブ」 1対√2長方形2枚。側面のかたちをディアボロ(輪鼓)に見立てて、デュアル(ふたつの)と韻を踏んで(?)みた。

一千羽鶴2008/06/29 17:01

一千羽鶴
 知り合いが出展していることで、妻が行った「2008ARTOY」(東京銀座画廊、今日6/29で会期終了)で、面白いものを見つけてきた。
 峰田順一さんの作品(松本剛さん原案との注釈あり)の「一千羽鶴」なるもので、999羽の折鶴がプリントされた正方形である。これで一羽の折鶴を折るだけで、千羽鶴になる。
 このデザインでは、右上が空白になっているけれど、999=32×32-5×5 という美しい数式を強調するために、背中が空白になっても、中央に5×5の空白を置きたくなった。
 なお、峰田順一さんのページ・ミネットの作家雑貨も面白い。