寒星 ― 2021/01/01 22:10
読書で折り紙に遭遇した話をふたつ ― 2020/11/08 22:09
『時間旅行者のキャンディーボックス』(ケイト・マスカレナス著、茂木健訳)
銀紙で折ればいよいよ寂しくて何犬だらう目を持たぬ犬
(『路上』 若山牧水 より)
戀しいと歌つた牧水も
死んでしまつた
これが、僕の愛情のきざしだつた。
献本拝謝など ― 2020/10/12 23:32
11月末刊行の『折紙探偵団』184号のユニット折り紙の図は、凧形二十四面体の骨格とその関連作品にした。
「柘榴石骨格」とその関連モデル「八目(やつめ)」は、6枚組の直交座標を基本構造としたモデルだが、似た構造で、だじゃれネタのモデルも思いついた。名づけて「新撰『組み』」。
綾辻行人さんからご恵贈いただいた、大部800ページの一冊『Another 2001』を読み終わった。若いひとを生き生きと描く(…ひとがばたばた死ぬストーリーで「生き生きと」もないが)綾辻さん、感性が若いなあと感心することしきりだった。伏線の張りかたがたいへん大胆。
国立天文台野辺山 特別公開2020『今年はおうちで特別公開』 ― 2020/08/28 17:51
明日8/29(土)が当日です。
紙袋 ― 2020/08/09 10:25
月刊『みすず』など ― 2020/07/04 22:44
先週、美術大学のリモート講義で、非常勤講師をした。講義のアウトラインは、折り紙造形における黄金比の話とした。講義の準備で「ゴールデン・ボックス」という黄金比を使った作品をあらためて検討しているうちに、山折りと谷折りを変えるだけで、薔薇のような模様ができることに気がついた。組むのはパズルだが、面白い。
タイガースファンは、プロ野球が始まってむしろストレスが増えたと言っているらしい。しかし、無観客ゲームで練習のような感覚もあり、まあこんなものかと、思いの外ストレスは低い。ただし、パ・リーグ最下位のバファローズの勝ち星の数は気になって、「今日のオリックスくんはどうかなあ」とチェックをしている。
たのしみは常に見なれぬ鳥の来て軒遠からぬ樹に鳴きし時
たのしみは人も訪(と)ひこず事もなく心をいれて書(ふみ)を見る時
かはるがはる蜂吐き出して釣鐘草 島村元
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