山梨県道28号線(北杜八ヶ岳公園線)を長野県方面に向かい、八ヶ岳高原大橋を渡ってほぼ坂を登りきると、左側に牧草地がある。ここは、通称「鹿牧場」という。じっさい、棲んでいるんじゃないかというぐらい、高い確率で野生の鹿がいる。増えすぎて、食害に困っているとも聞く。
某月某日
すこしは働いた
ずっと遅れていたプログラムの修正ができて、データを処理したが、まだおかしいところがあるかもしれない。(なんてことをわざわざブログに書くと、仕事もしていますといういいわけみたいな感じになる)
某月某日 小笠原流と人体文様付有孔鍔付土器と蛇籠
南アルプス市ふるさと文化伝承館の
小笠原流のこころとかたちという展示を観にいった。南アルプス市の旧櫛形町は、武家の礼法を伝える氏族・小笠原家の発祥の地なのである。この展示も面白かったが、同館の縄文遺物の展示もよかった。とくに鋳物師屋(いもじや)遺跡から出土した
人体文様付有孔鍔付土器に惹かれた。愛嬌のあるひとのかたちのレリーフがついた土器である。興味深いのは、その指の数が3本であることだ。同じ遺跡の円錐形土偶などもそうで、館のスタッフのひとにも説明してもらったが、縄文土器の人物の指は、3本、4本、6本などまちまちだそうだ。ここで思い出されるのが、数概念を「1、2、3、たくさん」、「1、2、たくさん」とする言語があることだ。この土器の指の造形は、単に「さきがたくさん枝分かれしている」ということであり、何本という数の概念とは結びつかないということを示していそうである。ただ、縄文人の数の概念は、粘土板につけられた刻みなどからきわめて発達していたという話も聞いたこともあり、それとの関係はよくわからない。
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