オトシブミの揺籃など2012/06/30 12:27

オトシブミの揺籃
オトシブミの揺籃がたくさん落ちていた。文字通りの「葉巻」である。「かれら」の技術がきわめて折り紙的であることは、以前、昆虫学者の鈴木邦雄さんから聞いていたが、本物をつくづく見るのは初めてだ。解きほぐしてみたい誘惑にもかられたが、可哀想なのでやめた。考えてみると、オトシブミが「一枚折り」なら、ミノムシは、「ユニット」である。

先週の土曜日は、折り紙の科学・数学・教育研究集会。会には直接関係ないけれど、3Dプリンタで出力したモノを持っていたひとがいた。熱すると可塑的になる樹脂をノズルから出力して積層していく方式によるもの、ということだった。この方式の簡易な機械は10万円ぐらいからあるらしい。「これ」をやわらかめの樹脂でつくってみたい…かな。