ウミウシ滑り台 ― 2012/06/13 22:56

双曲放物面(z=x^2-y^2)のようなかたち(図)とも言える。
「ホウブツソウキョクメン」を変換したら、「法仏箏曲面」とでた。これは、あれだ。雅楽みたいな、しかし、神事というより仏教行事、「舞楽法要」っていうのかな、それで使う面のことだろう、きっと。(ちがいます)
追記(6/14):ホウブツソウキョクメンではなくソウキョクホウブツメンだった。(上記も修正)
流星 ― 2012/06/13 22:59

「ブラッドベリさん亡くなったのね」
「『死ぬ時はひとりぼっち』だったのかな」
書庫には『死ぬ時はひとりぼっち』もあったが、『サイボーグ009』のネタにもなったことで有名な、『万華鏡』(『刺青の男』所収)を読み返した。
大気圏に突入したら、おれは流星のように燃えるだろう。(『万華鏡』レイ・ブラッドベリ 小笠原豊樹訳)
「ひょっとして」と、ホリスは言った。「だれかにおれの姿が見えないものだろうか」
田舎の道を歩いていた少年が、空を見上げて叫んだ。
「あ、お母さん、見てごらん!流れ星!」
イリノイ州のたそがれの空を、まっしろに輝く一つの星が走った。
「願いごとをおっしゃい」と、母親が言った。「願いごとをおっしゃい」
流星に願い事をする習慣の起源はどこにあるのだろうかと考えた。
多くの文化で、流星は吉兆というより凶兆ではないだろうか。ただ、以前読んだ『あの星はなにに見える?』(出雲晶子著)という本にはこんなことも書いてあった。
アラビアでは、神がジン(悪霊)を撃ち落とすためのものとして流星がある、と。
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