折り紙教室など ― 2022/07/04 20:27
7/24(日)、10:00-12:00と13:00-15:00 府中郷土の森ふるさと体験館で、
『本の雑誌』7月号のべつやくれい氏の書評で、『呑川のすべて 東京の忘れられた二級河川の物語 』(近藤祐)という本が上梓されていることを知り、早速買ってきて読んだ。この本の著者と同じく、少年時代に世田谷区と大田区の境界あたりを流れる呑川の近くで過ごしたので、その川の名前に反応したのである。そして、読んで驚いた。著者とは生年が同じで、通った小学校も中学校も同じだったのだ。著者が住んでいた家の近くの幼稚園は、わたしが通った幼稚園であった。
折り紙教室@府中 ― 2022/06/25 11:14
第32回折り紙の科学・数学・教育研究集会 他 ― 2022/06/15 19:41
・日程: 6/18(土)10:00-17:30
最近「青空文庫」に登録された小川未明の『千羽鶴』が興味深かった。話の内容は、鶴の恩返しならぬ、折鶴の恩返しというもので、その趣向も興味深いのだが、より注目したのは、小さな色紙(いろがみ)で鶴を折り、それを糸でつなぐという描写があることだった。初出が1916年(大正五年)ということと合わせると貴重な記述なのである。わたしは、糸でつなぐ(千羽ちょうどの)千羽鶴は、明治末から大正に広く普及したと考えている。こうした民俗事象に関しては、案外記録が少ないので、文芸作品の記述は重要なのである。
折り紙教室(東京府中市)と折紙探偵団九州コンベンション ― 2022/05/20 23:30
5/22(日)13:00-15:00、府中郷土の森ふるさと体験館で、折り紙教室を担当します。府中郷土の森博物館は入場料が必要ですが、教室自体は無料です。
5/28(土)-29(日)の第11回折紙探偵団九州コンベンションにも参加します。
平塚市美術館で開催中の『リアル(写実)のゆくえ』展で、前原冬樹氏の、超絶技巧の彩色木彫『一刻 - 鉄板に折鶴-』を観ることができた。ためつすがめつしても木彫りには見えないのであった。
新宿中村屋サロン美術館の富田菜摘展『シャングリラ』にも行った。図録に富田さんと布施知子さんの対談が載っている。廃物を使った動物たちは、折り紙でも重要な「見立て」のセンスにあふれていて、とにかくたのしい。江戸の見世物「つくりもの」や、島根県出雲市の伝統行事「平田一式飾り」の現代版とも言える。
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