折り紙教室ほか ― 2024/09/17 15:00
◆折り紙教室@府中
9/23(祝)13:00-15:00、
府中郷土の森ふるさと体験館で、折り紙教室を担当します。府中郷土の森博物館は入場料が必要ですが、教室自体は無料です。作品は、「カラス」です。(間違っていた日付を修正しました)
そういえば、
『図書』6月号にもエッセイ
『世に銭ほど面白き物はなし』が載ったのですが、紹介するのを忘れていました。
◆誰の為に星は光るというでもない
知るひとぞ知る(わたしは知らなかった)自由律短歌の歌人・小関茂(1908-1972)の歌集
『宇宙時刻』が新刊ででていた。なかにこんな歌があった。
誰の為に星は光るというでもないそう思いながら支那そばやを出る
これは、正岡子規の「真砂なす数なき星の其の中に吾に向ひて光る星あり」への返歌ではないだろうか。子規のこの歌は、拙著
『空想の補助線』でも触れた好きな歌なのだが、小関の歌のペーソスも忘れがたい印象をのこす。
小関の師が前田夕暮と知り、前田夕暮の子息にやはり歌人の前田透があり、透に師事していた杉崎恒夫が国立天文台に勤めていた関係で、透に野辺山45m鏡を読んだ歌があるという話を
前に書いたことを思い出した。
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