ダリアの華展など2019/08/27 23:18

◆第9回ダリアの華展
池袋サンシャインシティーのダリアの華展で、ダリアの花の折り紙教室をします。
10月5日(土) 11:30-12:30, 14:30 -15:30 定員各回10名 有料
ダリアfor塙町-2
川崎敏和さんの某作品を応用(許諾済み)した新作。

◆パウリ効果
24日、野辺山宇宙電波観測所特別公開の折り紙教室は、Orist(東京大学駒場キャンパス折り紙サークル)からのボランティア、N、Y、Oくんの協力で、問題なく進んだのだが、会議室を元に戻してさあ終了というところで、機械が三つ調子悪くなったことに気づいた。三つのうちのひとつは、イベント中に電源を切っていた、やはりボランティア参加の妻の携帯電話で、これはどうしても電源がはいらず、ショップで確認しても原因が分からず、買い換えることになった。

理論物理学者ウォルフガング・パウリは、彼が近づくとなぜか実験器具が壊れることで有名で、その現象は、パウリ効果と呼ばれていた。本当かどうか知らないが、パウリ効果をネタにしようと、彼が来る部屋に物が壊れる仕掛けをつくっておいたら、その仕掛けが壊れたという話まである。ふと思ったのは、N、Y、Oくんの誰かかがパウリの再来だった可能性だ。となると、このうちの誰かが、将来ノーベル賞を獲るかもしれない。←これも、錯誤相関という心理現象である。

45m電波望遠鏡の制御系に問題が起きなかったのが幸いだ。などと思っていいたら、普段、わたしの身の周りで物が特別に壊れるということなどないのに、今日また、額縁のガラスを割ってしまった。「犯人」はわたしであった。

まじめな話をすると、普段と違ったことをすると(電源を長時間切る、機械を移動するなど)、緊張もあって、普段と違ったことが起きやすいという単純な話で、それに、印象的な出来事が記憶に残る確証バイアスや錯誤相関が乗って、パウリ効果やグレムリン(機械にいたずらする精霊)が現れるということなのだろう。あるいは、疲労がたまっているとか。

なお、Oristは、明日から原宿で展示会とのことである。わたしは、遠くから成功を祈ることにしたほうがよいみたいである。
折紙サークルOrist展示会
日時:8月28日(水)〜30日(金)
場所:原宿・デザインフェスタギャラリーイースト303