高橋由一『豆腐』など2017/02/15 23:37

◆絵葉書
絵葉書

仕事場に貼ってある絵葉書は、仙厓義梵『○△□』のほかに、以下である。

◎デューラー『メレンコリア §I』
部屋に、なんでもひとつ本物を飾ることができるということになったら、これだ。

「私は大きな丹精をこめて描きました。... 貴下がそれを綺麗に保存されるなら、それは五百年間美しく瑞々しく保つことを確信しております。... 一五〇九年バルトロマイの日の後の日曜日、ニュルンベルグにて アルブレヒト・デューラー)
(デューラー『自伝と書簡』前川誠郎訳 より。ただし、油絵の保存について書いたもの)

◎フェルメール『天文学者』
好きな絵というより、天文台の仕事をしているから、ということである。

並べてみると、デューラーの『メレンコリア §I』と構図が類似していることがわかる。『天文学者』には対になる『地理学者』という絵があり、その絵の中の人物は、『メレンコリア』の天使と同様、コンパス(ディバイダ)を持っている。この「対幅」は、フェルメールによるデューラーへのオマージュなのではないか。...という説は聞いたことはないけれど、ともに遠近法の巨匠であり、約100年あとに生まれたフェルメールが、デューラーを尊敬していた可能性はある。オランダ語とドイツ語は似ているので、フェルメールはデューラーの『Unterweisung der Messung(測定法教則)』を読んでいたのではないか。などとも。

◎高橋由一『豆腐』
讃岐の金毘羅宮の高橋由一館にある絵である。金毘羅宮に行ったさいに見そこねてしまったので、本物は見ていない。これの本物を見るのが、新潟県の栃尾に行って揚げたての油揚げを食べることなどと並んで、将来の夢のひとつである。

この絵の油揚げの縦横比はだいたい1対2であるが、関西では正方形のものが多い。このことにより、油揚げを二等分してつくる稲荷寿司も、関東では四角、関西では三角が主流になっている。由一は江戸・東京のひとなので、この絵の油揚げも長方形なのだろう。なお、栃尾のものは、縦がより長い。そもそもあれは、油揚げというより、厚揚げである。
いなり寿司の幾何学

◆フィボナッチ
フィボナッチ
13までのフィボナッチ数列を折ってみた。
1, 1, 2, 3, 5, 8, 13 である。13は正方形になっていない。

コメント

コメントをどうぞ

※メールアドレスとURLの入力は必須ではありません。 入力されたメールアドレスは記事に反映されず、ブログの管理者のみが参照できます。

※投稿には管理者が設定した質問に答える必要があります。

名前:
メールアドレス:
URL:
次の質問に答えてください:
スパム対策:このブログの作者は?(漢字。姓名の間に空白なし)

コメント:

トラックバック

このエントリのトラックバックURL: http://origami.asablo.jp/blog/2017/02/15/8362701/tb

※なお、送られたトラックバックはブログの管理者が確認するまで公開されません。