志賀高原ロマン美術館の『宇宙をみる眼 - アートと天文学のコラボレーション』を観に行ってきた。作家の作品も面白かったが、半世紀前の理科教材の多面体などもよかった。志賀高原ロマン美術館は黒川紀章氏設計で、建物自体も面白い。写真右は、円錐状の建物を中から撮ったものである。
小阪淳さんの『宇宙サイコロ』という作品は、ボトルの中に23個のサイコロがはいったもの。1秒に1回振るとして、すべての目が1になるのは250億年に1度ということを示している。
◆ちょっとだけ豊かに
阪神タイガースの中村勝広GMが急死したという。タイガースのGMはストレスの強い仕事だったろう。ご冥福を。
そのタイガースは、今日もまた勝たなければいけないゲームに負けた。ゲームの勝ち負けに一喜一憂(というか一喜五憂ぐらいだけれど)していると、時節柄、60年安保のさいに岸信介首相が「国会の周りは騒がしいが、後楽園球場は満員だ」とかなんとか言ったという話が思い浮かぶ。しかし、ひとは常に政治的なわけではない。つまり、これは発言者の非論理性を示す言葉である。
「プロ野球の存在意義とは、その街の人々の暮らしが少しだけ彩られたり、単調な生活がちょっとだけ豊かになることにほかならない」
(by 新庄剛志 これ、名言だよなあ)
◆立方体に内接する正八面体
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