日記的に2014/09/23 20:48

アヤツジ・ユキト2007-2013
8月に、綾辻行人さんの小説以外の文章を集めた本『アヤツジ・ユキト2007-2013』が刊行された。文章の集めかたは徹底していて、2007年と2009年に綾辻さんに書いてもらった『本格折り紙』と『本格折り紙√2』の帯の文も載っている。
なお、『迷路館の殺人』新装改訂版の解説に関して、「七本指の悪魔の展開図が載っている」ともとれる脚注がつけられていたが、そこに掲載された展開図は、七本指版ではなく、通常の五本指版である。

◆9月13日:フラクタル日除け
フラクタル日除け

フラクタル日除け
大学時代の友人たちとの食事会のために、南町田に行った。東急田園都市線の南町田駅で降りるのは初めてだったが、駅前がテーマパークのような商店街になっていて、その生活感のなさが突き抜けていて面白かった。そして、ちょっと裏通りにはいった小さな公園に、「フラクタル日除け」があることを発見した。数年前にこのブログにも書いたけれど、京都大学の酒井敏さんによるもので、実物は初めて見た。そういえば、6OSME(折り紙の科学国際会議)に来ていた学生さんが、たしか酒井さんの研究室ですと言っていたような…。

スカシダワラ
スカスカの日除けということでは、今日は、散歩していて、スカシダワラ(クスサンの繭)を拾ったのだが、これはなぜスカスカなのだろう。夏に成虫になるので、湿度温度管理のためという説があるらしいが。

9月14日:まいまい姫
まいまい姫
この日は、新潟県長岡市に行ったのだが、街の中にあった「まいまい姫」の像がシュールだった。笛を吹いている少女が巨大カタツムリの上に乗っているのである。

9月15日:タヌキノチャブクロ
タヌキノチャブクロ
ホコリタケ属のタヌキノチャブクロと思われるキノコを見つけたのだが、こんなにきれいな球形のものは、これまで見たことがなかった。ピンポン玉よりわずかにちいさいぐらいの大きさである。周囲に同様のものも生えているのだが、こんなにみごとな球形ではない。それらは、タヌキノチャブクロではなく、キツネノチャブクロ(種が異なる)のようでもある。

9月19日:数学問題玉手箱他
数学問題玉手箱
この日、東京に戻ると、『数学問題玉手箱』(武藤徹、三浦基弘編)と、『Structural Packaging』Paul Jackson)の献本が届いていた。
前者は、折り紙作品が誰の作品(笠原邦彦さんのリボンユニット)かを調べるために若干協力し、後者は、6OSMEのさいに、Paul Jacksonさんとの会話で話題になったのである。

9月20日:どら焼きなど
この日は、新宿でのパズル懇話会の例会での発表と、三鷹市の三鷹ネットッワーク大学「アストロノミーパブ」の飛び入りゲストと、ふたつの集まりをハシゴした。
「アストロノミーパブ」では、天文学者の梅本智文さんが、銀河の形状の例えに「どら焼きのような」と言っていた。どら焼きと言えば、先日、どら焼きが『ウルトラQ』のカネゴンに見えたので、そんな写真を撮った。
どらやきカネゴン

9月21日:本棚
数万冊の本がある蔵書家の家に行った。妻も同道したのだが、本棚に本を二重に置かざるを得ない場合、手前の本は横積みにしたほうが、うしろの本の背表紙が見やすい、という彼女の指摘は、当たり前と言えば当たり前だが、炯眼である。

9月21日:平行六面体
平行六面体
正方形3枚組の平行六面体をつくった。
ある向き(写真左)で、写真に撮ったり片目で見たりすると、完全に立方体に見える。

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