双曲放物面と九州旅行2013/05/28 22:57

双曲放物面に関連する文章を書いていて、「そうきょくほうぶつめん」が変換できず、「そうきょくせんほうぶつめん」と入力して「線」を削除することを繰り返した。辞書に登録したけれど、これに関連する文章をほぼ書き終わったあとだったので、今後使う機会は、あまりなさそうだ。

と、思っていたところ、先週末、折紙探偵団九州コンベンションに参加したさい、有明佐賀空港で双曲放物面を使ったモニュメントに遭遇した。「あかりしょうじ」(朝日清公)という彫刻で、オクテットトラスの四面体部分に陶器製のそれがはめ込まれている。金属部分の錆によりやや汚れているのが惜しい。

あかりしょうじ(佐賀空港)

◇◆◇
コンベンションがあると、簡単すぎないが折って面白いという作品を考える機会になる。ほんとうにそうした作品はなかなかできないけれど。

帰路、空港に向かう途中、有明海を案内してもらった。写真は、ムツゴロウと蟹。こういうところで暮らしている彼等には、世界は柔らかいものなのだろう。
有明海

九州に向かう二日前までは長野県の野辺山観測所にいた。25日の佐賀での最高気温は軽く30度を超えていたが、同じ日の野辺山の最低気温は1.7度で、前日の24日は零下になっていた。北海道を含む全国のアメダスポイントで最低の気温になることの多い野辺山でも、この時期の零下はさすがに珍しいが、あらためて日本は広いと実感した。

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