折り紙の科学・数学・教育研究集会など2012/12/22 16:34

小原香取神社の算額の問題
12月16日 研究集会
第13回折り紙の科学・数学・教育研究集会の世話人をつとめた。司会だったが、わたし自身も、茨城県笠間市小原の香取神社にある算額の話をちょっとだけさせてもらった。蛙の「背骨長」から正方形の辺の長さを計算する問題で、つい先日現物を見てきたものである。懸額が昭和二年という新しいものだが、問題の系譜などにちょっと面白いことがある。

某月某日 理科年表
『理科年表』の放射線の説明が以前よりすこし詳しくなっていた。

某月某日 鏡餅
コンビニエンスストアに小さな蛇のマスコットが乗った鏡餅があったが、民俗学者の吉野裕子さんの本などによると、そもそも鏡餅というのは、蛇がとぐろを巻いたさまを表したもので、カガミの「カガ」も蛇のこと(ヤマカガシのカガ)だったはずである。

某月某日 君の欲しいものは何ですか
深夜に天窓からかなり明るい流星を見た。この時刻に天頂付近だったので、極大日から数日が過ぎていたが、双子座流星群のダストトレイルによるものだったのだろう。

12月21日 2038年
マヤ暦終了関連のニュースを見ていて、2038年1月19日のことを連想した。1970年1月1日0時をゼロ秒とするUNIXの通算秒が、4バイト整数の上限(2147483647秒:2^31-1)に達する日である。これによって発生する障害は、2000年問題よりも根が深いのではないか。

某月某日 素数ぽいけれど違う
年賀状を印刷していて、2013が素数ぽいなと思ったが、3×11×61であった。まあ、各桁を足すと3の倍数になり、数そのものも3が倍数であることは明らかなので、素数ぽいと思ったのは甘い。