謝っている鳩とか ― 2012/10/10 22:55


折り紙に関係する和算の資料の調査で、週末、二週連続で千葉県印西市と栄町を歩いた。農村と郊外住宅が隣接する風景は、異なる時代を繋ぎ合わせたパッチワークのようだった。広大な宅地造成予定地の原っぱの寂寥感も強烈で、海外にいるよいりも異邦人になった感覚があった。
和算家の会田安明をあらためてすこし調べた。研究にも教育にも熱心だったひとだが、常軌を逸した負けず嫌いで、やたら自慢話が多い。教育者として優れているひとというのは、謙虚さがあるように思うのだが、彼を見るとそうばかりでもないのかも、とも思った。

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