ステンドグラス「メランコリアの多面体」2012/04/09 21:25

ステンドグラス「メランコリアの多面体」
一昨日、ステンドグラス作家の田久保康子さんの個展を観覧し、「メランコリアの多面体」(写真下)を購入した。デューラーの版画・『メランコリアI』に描かれている多面体である。ありがたいことに、これは、わたしのすすめがあって製作したものだという。

ほかの多面体も、ねじれ十二面体、ねじれ立方体、二十・十二面体、斜方二十・十二面体など(写真上)、多面体好き感涙、というものであった。

田久保さんとは偶然知り合ったのだが、折り紙界でも有名な化学者・細矢治夫さんの教え子で、「多面体界」(?)は、イッツ ア スモールワールドなのであった。

丸石神 その332012/04/09 21:31

藤垈の水芭蕉と丸石神
昨日、笛吹市藤垈(ふじぬた)で水芭蕉を見てきた。水芭蕉の開花時期等を調べる過程で、垈(ぬた)という漢字が、山梨県の地名でしか使われない「地域文字」であるということを知った。(国立国語研究所のこのページの「漢和辞典にない文字」の項 参照)

垈のつく地名と言えば、韮崎市相垈(あいぬた)にすばらしい丸石神があるが、藤垈にもみごとな丸石神があった。藤垈のそれは、「火の見櫓・丸石神隣接の経験則」に合致して、火の見櫓の近くにあったが、ふと、「垈地名・丸石神存在の経験則」なるものが頭をよぎった。まあ、これは成り立たたないと思うが、地域文字などというものがあること自体がミステリーなので、想像がふくらんだ。他には、甲斐市双葉町大垈、南アルプス市加賀美垈原、市川三郷町垈、南部町成島大垈といったものが、検索にかかる。