ユニット貼り紙など2011/09/22 00:20

ユニット貼り紙など
ゆるくふたつ折りになった菱形6枚を使って、穴の開いた正二十面体をつくってみた(写真上)。わずかな糊しろで貼ってある。名付けて、ユニット貼り紙。写真右上のようにランプシェードにしても面白い。

構造としては、バックミンスター・フラーのジタバッグ(正三角形8枚の頂点をヒンジでつないだ、正八面体→立方八面体→正八面体と可動する立体)の反転のようなものになっている。ジタバックは三角形が板で「四辺形」が穴だが、これは、その逆である。三角形は、辺の長さで一意に決まるが、「四辺形」はそうならないので、ジタバッグは可動なのだ。なお、ここで「四辺形」がかっこつきなのは、このモデルがまさにそうであるように、平面にならないものを含むためである。

似た構造を使った、正三角形用紙による、4枚組の穴の空いた正二十面体と、同じモジュールによる正八面体もできた(写真下)。これは、かなり美しく組める。

昨日は、台風で、やや早めに帰宅し、「貼り紙」と折り紙をやっていた。八ヶ岳南麓は、台風が近くを通過した割には、風はさほどでもなかったように思ったが、倒木で塞がれた道もあった。