立方体と正八面体の相貫体 ― 2011/03/04 00:38
図左上と写真中上は、ユニットモデルである。面が互いに交差するという特徴だけをのこして、とにかく単純化してみた。切り込みのある正三角形八枚と正方形六枚である。折る部分がないので、もはや折り紙ではないが、きれいな結果になった。パズルとしても面白い。確認できていないが、これは、たぶん前例があるだろう。
この十四枚組をもとに、表裏同等立方体の構造を使って、三枚組にしてみた(図右上)。十四枚組の場合、素材の厚みによる「ねじれ」が分散されるのだが、三枚組では、これがなかなかやっかいだった。やや厚みのある透明シート素材では、きれいには組めなかった。
つぎに、相貫体の内部平面を無視して、外側だけの造形を、表裏同等の一枚折りでやってみた(図、写真下)。干渉しそうな面がうまく配置でき、これはきれいにまとまった。
コメント
_ glauke ― 2011/03/06 01:54
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