穴開き用紙・ケルビンの十四面体 ― 2011/02/24 23:18
表裏同等 二十・十二面体 正十二面体 ― 2011/02/26 01:17
これの単純化を計ったのが、左の二十・十二面体である。正三角形20と正五角形12からなる立体だ。このモデルでは、折り紙者の禁を破り糊付けを使った。三角形の部分が貼り合わされているのである。なお、わたしは、紙造形において、鋏より糊のほうが抵抗が大きい。
しかし、このモデルに限っては、糊は素直な選択だ。あまりに明快なので、前例があるような気もする。
表裏同等切頂四面体など ― 2011/02/27 22:57
表裏同等ケルビンの十四面体(切頂八面体)の別パターンもつくってみた(写真左下)。正方形六面が十字のパターンになるのは面白いのだが、いまひとつまとまりが悪い。
さらに、表裏同等正十二面体を透明フィルムなどでつくってみた。組む途中のかたち(右下)は、魔球マンガ・『黒い秘密兵器』(福本和也原作 一峰大二画)の「妖球バタフライボール」のようだ。と言っても、『黒い秘密兵器』を知っているひとは少ないと思う。わたしも、発表年度(1963-1965)から言って、現役で読んでいるはずはないのだが、単行本で読んだのだろう、よく覚えている。妖球バタフライボールは、バッターからこんな感じに見えるのである。もっととんでもない魔球もあり、「ゼロの秘球」なる球は、上に白い球、下に黒い球が飛んでいくというものである。その原理は、スクリュー状に飛ぶ球の影により下の球が黒くなるためと説明されている。つまり、球速が光速を超えるということで、身体運動科学どころか、物理学をものともしない魔球である。
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