卍立方体2010/05/09 13:31

卍立方体
 『卍・□の博物誌』(□は右卍)の著者・植村卍さんからコメントがあったちょうどそのころ、参加していた折紙探偵団関西コンベンションの懇親会で、尾川知さんらと「卍模様の立方体ユニット折り紙というのは、けっこう難しいねえ」という話をしていた。
 卍の話題の卍ともえ(?)で、ほんとうにはかったような偶然である。
 翌日5日、尾川さんもなんとかものにしたようだが、ユニット折り紙の理想のひとつ(とわたしが考えている)「ひとつひとつの部品はあまり複雑すぎてはいけない」を満たすのが難しく、わたしも尾川さんもエレガントな解答とまではいかなかった。
 まだまだ不本意なのだが、取りあえずできたのが、写真である。中央の十字の線が一直線でないことと、線が細いのは、まあよいとして、組んだときに模様が出るのではなく、あらかじめ模様をつくってあるところ、そして、やはりひとつの部品の工程数が多すぎることにひっかかっている。

コメント

_ 尾川知 ― 2010/05/10 16:34

尾川です。
ブログで取り上げていただき、とても嬉しいです。
その後、私も卍立方体を考え直し、それなりにまとまりました。

「中央の十字の線が一直線」、「線が太い(「卍」の太さは面の一辺の1/4)」、「組むことで模様が出る」という条件を満たしています。
(画像を添付できないのが残念ですが)

難点としては、視覚的には「卍」になっていますが、構造が4回の対称性をもっていないこと、(「卍」を一色で構成するとすれば)面ごとに「卍」の色を変えることができないことです。

組むことで模様が出るようにすると、複数の用紙によって
模様が構成されるることになります。そのため、色を統一しなければ、「卍」を一色で構成することができません。

前川さんの作品は面ごとに「卍」の色が異なっていますね。
配色が楽しめるのもユニット折り紙の魅力の一つだと思いますが、
その点では、このテーマの場合、組む前の段階で模様が構成されている
構造の方が適しているのかもしれません。

_ tanaka ― 2010/05/11 01:54

こんなんどうでしょう?

_ maekawa ― 2010/05/11 23:14

5×5×5の立方体を基本にして、面に卍のレリーフのある立体ができるか、ということを机上でちょっと考えてみましたが、六面をつくることはできないということがわかりました。(四面が卍と右卍になる立体はけっこう面白いです)

tanakaさんのモデルは、ちょっと変わった組みかたみたいですね。

_ tanaka ― 2010/05/16 09:06

シンプルではない方向へ改良しました。

変更点
・各面多色に対応
・隙間からの色漏れ防止機構付ジョイント採用

_ tanaka ― 2010/05/17 01:54

もう少しだけ弄ってみました。

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