例外的目玉ガードパイプ2009/03/02 00:08

大塚駅前駅
 報告3や、報告2報告1で、研究の一端を示してきた、「目玉型ガードパイプ」であるが、その研究に大きな一石を投ずる物件が発見された。
 都内において、「目玉タイプ=国道、イチョウタイプ=都道、その他=区道など」という法則がほぼなりたつのではないかということは、ガードパイプ研究界(約1名)の定説である。しかし、まさに今日2009年3月1日(おっと、もう昨日か)、きわめて特異な物件が発見されたのである。まとめると、
(1)都内である。
(2)国道ではない。
(3)道ですらない。しかし、都の財産である。
 それは、都電荒川線・大塚駅前駅の上りと下りを仕切る部分、および、歩行者通路と軌道を仕切る部分にあった。愕然とした。用もないのに、電車を降りてしまったほどである。この衝撃的な発見に比べれば、報告2で示した世田谷区上北沢の例などは可愛いものである。都内における「目玉タイプ=国道」という法則は崩れ去ったのであろうか。それとも、相対性理論登場後のニュートン力学のように、一定の条件化で生き残る理論なのであろうか。予断を許さない。

 しかし、立派な電車の駅なのに、「大塚駅前」という駅名はなんなんだ。都電荒川線、JRに卑下し過ぎなんじゃないか。それとも、荒川線は電車じゃないのか。駅ではないのか。この軌道、実は国道なんですということだったら、驚きだが。

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