「真向カラ立方体割り」2008/12/12 00:43

「真向カラ立方体割り」
 飽きずに立方体シリーズである。今日の作品は、まずは、完全につき抜けた穴が開いた立方体(写真右下)で、「ループホールキューブ」と名付けた。loopholeというのは、換気口や銃眼などのことだが、モデルの構造がねじったループによることにもかけている。
 1対√2の長方形からきっちり折れる、気持ちのよいモデルだ。これをいじっていて、組み合わせはゆるいが、立方体をパッカリと割ったかたちができた。写真の外観からはわかりにくいが、これにも、ちょっと不思議なねじりの構造がある。名付けて「真向カラ立方体割り」。組み合わせのゆるさは、ずっと以前の作品である、「立方体のおかもち」(笠原邦彦さん命名)に嵌めて安定させる(写真右上)ことで、むしろ面白い特徴になった。

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